丹青社株反発、人員削減など構造改善進み9カ月利益が通期計画超過

展示施設などディスプレーの企画・ 設計・施行の大手の丹青社株が一時、前週末比1.9%高の210円と3 日ぶりに反発。収益構造の改善に取り組んだ効果が出て、2-10月期 (第3四半期累計)利益はすでに通期計画を超過しており、経営体質 の強化を好感する買いが優勢になった。

同社が10日の取引終了後に発表した決算短信によると、2-10 月の連結営業損益は8億9100万円の黒字と、前年同期の4億8100万 円の赤字から好転した。売上高が増加したほか、収益構造の改善に取 り組んだことが寄与したという。通期(2011年1月期)計画の8億3000 万円(前期は2億円の赤字)をすでに上回ったが、同計画は据え置い ている。

同社のIR担当の河原秀司氏によると、黒字転換の要因は去年実 施した人員削減の効果が人件費面で効いているほか、市場自体も緩や かな回復傾向にあり、売り上げも若干伸びているためだという。ただ、 「例年第4四半期は、利益率で収支トントンとなる傾向が強い」とし、 今期収益予想は従来通りとした。

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