ヒューリク株反発、ビル建て替えで成長と野村証が新規「買い」判断

東京都心の好立地ビルが多いヒュ ーリック株が一時、前週末比4.6%高の663円と3営業日ぶりに反発。 保有ビルの建て替えを積極的に進める中、来期(2011年12月期)は 通期稼働、新規稼働するビルが増えるため、都心部の賃貸オフィス市 場の低迷に逆行し、増益確保が可能な銘柄と見られた。

野村証券は10日、ヒューリク株の投資判断を新規に「1(買い)」 に設定した。同証の福島大輔アナリストによると、11年12月期には 10年12月期から稼働を始めた10本のビルが通期稼働することに加え、 「ヒューリック数寄屋橋ビル」を含む5本のビルが新規稼働すること により、大幅な経常増益が見込めるという。同社が07年12月期から 進めてきたビルの建て替えの効果を享受する局面に入った、と同アナ リストは指摘している。

野村証では、同社の保有不動産は築年を経た小型のビルが多く、 Aクラスビルでないものが多いものの、立地が良い点を評価。目標株 価は、6.5%のキャップレートを用いた1株当たりNAVの780円に設 定。11年12月期の連結経常利益は、今期推定比25%増の150億円を 見込んでいる。

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