英住宅売却希望価格、来年は最大5%下落も-ライトムーブ

英国の12月の住宅売却希望価格 は2カ月連続で下落し、ここ約1年間で最低の水準となった。英最大 の住宅不動産ウェブサイト、ライトムーブの調べで明らかになった。 来年はさらに5%の下落が見込まれるという。

ライトムーブが13日公表したリポートによると、イングランドと ウェールズの住宅売却希望価格は前月比3%下落し、平均22万2410 ポンド(約2950万円)となった。前月は同3.2%下落しており、連続 の下落率としては同社が2002年に指数の集計を開始して以来で最大 となった。

英政府が33万人の雇用喪失につながる公的支出削減を進める中 で、住宅市場の低迷を裏付ける数字がまた一つ増えた。ライトムーブ の予想によれば、来年の住宅売却希望価格は良くても横ばいで、差し 押さえ件数が「著しく」増えれば、価格は最大5%落ち込む可能性が ある。

同社のコマーシャルディレクター、マイルズ・シップサイド氏は リポートで、「売り手は来年、より競争力のある価格を付ける必要があ るだろう」と指摘。景気回復が本格化するまでの間、数パーセントの 価格下落が続いた今年後半の状況が11年も繰り返される公算が大き いとの見通しを示した。

ライトムーブは、累積需要や人気地域での来年の供給不足など好 材料はあるものの、高失業率や住宅ローンの不足、利上げの可能性と いったマイナス要因の影響が大きいと分析している。

12月のロンドンの住宅売却希望価格は前月比2.7%下落した。

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