NY原油(10日):下落、中国インフレ対策を嫌気-終値87.79ドル

ニューヨーク原油先物相場は 下落。中国がインフレ対策を講じたため、世界最大のエネルギー消 費国である中国で景気が減速し、燃料需要が鈍化するとの思惑から 売りが優勢になった。

中国人民銀行(中央銀行)は市中銀行の預金準備率を20日付 で50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げると発 表した。

ただ、原油は上昇する場面もあった。11月の中国の原油輸入 が26%上昇し、国際エネルギー機関(IEA)が3カ月連続で2011 年の石油需要見通しを引き上げたことが支援材料。

PFGベストの調査部門バイスプレジデント、フィル・フリン 氏(シカゴ在勤)は「準備率引き上げは恐らく引き締め策の第1弾 だ。市場は中国が今週末に利上げに動くことを恐れている」と述べ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物1月限は前 日比58セント(0.66%)安の1バレル=87.79ドルで終了した。 週間では1.6%安、過去1年では24%上昇している。

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