IEA:11年の世界石油需要見通しを引き上げ-北米や中国で消費拡大

国際エネルギー機関(IEA)は 10日、来年の世界石油需要見通しを3カ月連続で引き上げた。北米と 中国での石油消費拡大を理由に挙げている。

IEAは月報で、2011年の世界の石油消費は平均で日量8880万 バレルに達するとし、従来予想を約26万バレル上方修正した。需要拡 大で石油輸出国機構(OPEC)に対して、来年の早い時期に供給拡 大圧力が高まるという。

月報は、「世界の石油需要の伸びが予想よりずっと強く、原油相場 も2年ぶりの高水準を上回っていることから、OPECは新年に市場 への供給を増やす圧力を受ける公算が大きい」と分析した。

IEAは09年7-9月(第3四半期)以降の石油需要について、 途上国主導で拡大していると指摘。中国が経済協力開発機構(OEC D)加盟国以外の伸びの約半分を占めることから、アジアの需要の伸 びは引き続き他の地域を圧倒すると予想している。

IEAによれば、世界の需要は今年7-9月期に前年同期比で日 量330万バレル増加。北米需要の伸びは過去2四半期、「驚異的な力強 さ」だったという。中国の10月の需要は前年同月比12.6%増加した。

- -Editors: Raj Rajendran, Rob Verdonck

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 笠原文彦  Fumihiko Kasahara  +81-3-3201-3761 fkasahara@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Rachel Graham in London +44-20-7073-3184 or rgraham13@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Stephen Voss at +44-20-7073-3520 or sev@bloomberg.net

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