円高阻止で再介入なら、日本は「全面」回復した市場と対決へ-UBS

外国為替市場でドル・円の通貨 取引高は日本の9月の為替介入前の水準に戻っており、日本が再び円 安誘導に向けて介入するならば、「全面」回復した市場と対決せねばな らない-。UBSがこうした見通しを示した。

UBSの為替ストラテジスト、ギャレス・ベリー氏(シンガポー ル在勤)は9日付の顧客向けリポートで、政府・日銀が2004年以来 の為替介入を9月15日に実施後、ヘッジファンドがドル・円取引に 「突然、著しく」慎重になったと指摘。ただ、11月に上昇し始めた 10年物の米国債利回りが今週6カ月ぶり高水準に達すると、ドル・円 の取引高は回復したとしている。

ベリー氏は「米国債利回りの上昇が始まって以来、ドル・円の双 方向の資金の流れは急激に回復した」と説明。「米国債利回りが一時的 でも低下して日本の当局が円高阻止で再介入を余儀なくされれば、財 務省は全面的に復活した市場に対抗する必要がある」との見方を示し た。

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