エアアジアX:羽田線は初年度の搭乗率8割以上に-CEO

マレーシアの格安航空(LCC) エアアジアの長距離部門、エアアジアXのアズラン・オスマンラニ最 高経営責任者(CEO)は10日、都内で会見し、9日から週3便で運 航開始の羽田空港-クアラルンプール線について、当面の予約状況は 好調に推移しており、初年度搭乗率で8割以上の達成に自信を示した。

羽田-クアラルンプール線に関して、オスマンラニ氏は「毎日飛 ばしたい」と述べ、増便に意欲を示した。同路線で毎日の運航になれ ば、黒字化に大きく前進すると指摘した。旅客構成は現在、日本人が 約35%、マレーシア人が約60%で、将来は日本人が半分ぐらいを占め るようにしたいという。LCC定期便の羽田就航は初めて。

さらにオスマンラニ氏は、大阪、福岡、札幌、名古屋などの路線 についても需要があるとみている。当面は羽田で毎日の運航実現を優 先し、3年以内に日本の3都市ぐらいへ運航したいとの考えを示した。 実際には「1年半程度で達成できるかもしれない」とも語った。

オスマンラニ氏は会見終に単独インタビューに応じ、羽田-クア ラルンプール線の毎日運航について「数カ月後にも実現したい」と述 べ、実現に向けて両国航空当局などと調整中だと明らかにした。また、 今後の事業展開では、格安サービスの拡充でブランド力を強化するこ とが最善の生き残り策だと強調した。

欧州・アジアなどの複数市場に上場も

エアアジアXが早ければ2011年にも上場を計画していることに ついて、オスマンラニ氏は現時点で変更ないと述べた。上場市場はマ レーシアに限らず、ロンドン、シンガポール、香港など「候補は多い」 と述べ、複数市場になる可能性もあると語った。その上で、「投資家の 意向に対応することになるだろう」との見通しを示した。

エアアジアXは同日、羽田-クアラルンプール線について、片道 8000円のキャンペーンを実施することを明らかにした。対象期間は11 年8月1日から10月31日まで、予約開始は11日から、ウェブサイト 予約のみ有効。同路線就航に際して、すでに片道5000円のキャンペー ンを実施しており、今回が第二弾となる。

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