米S&P:中国工商銀を格上げ-建設銀の格付け見通しも引き上げ

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は、時価総額で世界最大の銀行、中国工商銀 行の格付けを引き上げた。同行の「着実な収益性の改善」を理由に挙 げている。

S&Pが9日、電子メールで配布した発表資料によると、工商銀 の基礎信用力格付けは「C」から「C+」に引き上げられた。長期外 貨建て発行体格付けは「A-」から「A」に、短期外貨建て発行体格 付けは「A2」から「A1」にそれぞれ格上げとなった。

S&Pのアナリスト、曾怡景、テリー・シャム両氏は発表資料で、 今回の格上げは工商銀の「合理的な事業戦略と明確な資本管理方針」 に基づいたものだと説明。「工商銀の収益性と融資の質は向こう数年に わたり、中国内の他の主要銀行よりも小幅な変動にとどまる公算が大 きい」との見方を示した。

S&Pは別の発表資料で、時価総額で中国2位の銀行、中国建設 銀行の格付け見通しについても、「ステーブル(安定的)」から「ポジ ティブ(強含み)」に変更した。

-- Luo Jun. Editors: Chitra Somayaji

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