米量的緩和措置に「逆効果」の恐れ-スティグリッツ氏が中国紙に寄稿

ノーベル経済学賞受賞者のジョゼ フ・スティグリッツ米コロンビア大学教授は、10日付の中国英字紙チ ャイナ・デーリーに寄稿し、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的 緩和策は「逆効果」を生む恐れがあるとの見方を示した。

スティグリッツ氏は、マネーは世界中で最良のリターン探しをす ることになり、米国ではなくアジアに投資先を見いだすだろうと説明。 これは、資金が必要とされている所ではなく、望まれていない所に向 かうことを意味するとの見方を示した。また、新興市場を中心に資産 や資源の価格が押し上げられるとも予想した。

同氏はまた、世界経済にとって「最も重大な脅威」は、特に欧州 など各国政府の緊縮財政策の波が押し寄せることだと指摘。欧州の景 気減速は、米国の景気減速を悪化させると記述した。

さらに、2011年の経済見通しは「暗い」もので、上振れの可能性 がほとんどない一方、下振れのリスクは大きいとの見解を示した。

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Bloomberg News at +86-10-6649-7565 or jliu42@bloomberg.net

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