積水ハ株が反発、戸建て住宅好調で9カ月決算良好-通期上振れ期待

積水ハウスの株価が一時前日比

1.2%高の819円と反発。住宅版エコポイント制度や住宅ローン減税な ど各種施策を背景に、主力の戸建て住宅が好調に推移している。9日公 表の2-10月(9カ月累計)決算で利益率の向上も確認されたため、 通期(2011年1月期)業績の上振れ期待が強まった。

2-10月の連結営業損益は293億円の黒字と、前年同期の91億円 の赤字から大きく改善した。工業化住宅請負事業の受注高が前年同期比 17%増の5376億円と大幅に伸びたうえ、工場稼働率の向上などで粗利 益率が16.9%と、同1.6ポイント向上し、収益性も高まった。

みずほ証券の竹内和弥アナリストは9カ月累計決算を受けて、「想 定通り順調で、通期業績の若干の上振れも見込める」と指摘、目標株価 970円と投資判断「アウトパフォーム」を継続した。

ブルームバーグ・データによると、9カ月決算を受けてリポートを 出したアナリスト5人の今期連結営業益予想の平均値は565億円で、会 社側が今回据え置いた計画値555億円を1.8%上回る。竹内氏は「受注 動向を見守る必要はあるが、業績期待から株価も基本的に上昇しよう」 とみていた。

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