元UBSの幹部3人を起訴、地方債に絡む談合で-米司法省が発表

スイスの銀行UBSの地方債デリ バティブ(金融派生商品)グループの元共同責任者と同僚2人が、米 政府による数年にわたる談合捜査によってニューヨークの連邦地裁に 起訴された。

米司法省の発表資料によると、ピーター・ガバニ、ゲーリー・ハ インツ、マイケル・ウェルティーの3被告が6つの訴因で起訴された。

同省のバーニー次官補(反トラスト担当)は「9日起訴された3 人は、地方債金融契約の市場競争を阻害する複雑な詐欺の計画と共謀 に関与し、地方債発行体から投資の恩恵を奪ったとされている」と説 明した。

司法省の反トラスト担当部門は4年余りにわたり地方債市場に絡 む刑事捜査を進めてきた。今月7日にはバンク・オブ・アメリカ(B OA)が談合関与の疑いに対して1億3700万ドル(約115億円)を支 払うことに合意した。

司法省は起訴された3人の勤務先を明らかにしなかった。米金融 取引業規制機構(FINRA)の記録によると、3人はUBSでの勤 務歴がある。UBSのニューヨーク在勤広報担当のケリー・スミス氏 はコメントを控えた。

ガバニ被告の弁護士は電話取材に対し「ガバニ氏は無罪を主張し、 裁判で争う意向だ」と語った。ハインツ、ウェルティー両被告からの コメントは得られていない。

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