欧州債:ドイツ国債が上昇-フランスも共同債構想に反対表明

欧州債市場では、ドイツ国債相 場が上昇。フランスが欧州連合(EU)の4400億ユーロ規模の救 済基金の拡大やユーロ参加国が共同で債券を発行する案への反対で、 ドイツに同調したことが背景にある。

ドイツ30年債利回りは約7カ月ぶり高水準から低下した。オラ ンダとベルギー国債相場も上昇。欧州中央銀行(ECB)はこの日、 危機対応で緊急的に導入した流動性供給措置を「必要な限り」継続 することを明らかにした。

アイルランド国債は前日からほぼ変わらず。格付け会社フィッ チ・レーティングスはアイルランドの信用格付けを引き下げた。

BNPパリバ(ロンドン)の金利ストラテジスト、マテオ・レ ゲスタ氏は「実際の相場の変動要因は、フランスがドイツを支持す ることを表明したことだ」と述べ、周辺国債に襲いかかるであろう 「嵐の前の静けさのようだ」と続けた。

ロンドン時間午後4時25分現在、ドイツ10年債利回りは前日 比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.95%。 同国債(表面利率2.5%、2021年1月償還)価格は0.49ポイント 上げ96.13。独30年債利回りは9bp低下し3.39%。前日は5月 20 日以来の高水準となる3.51%まで上昇した。

オランダ10年債利回りは6bp低下の3.14%。ベルギー10 年債の利回りも6bp下げ3.97%となった。

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