【個別銘柄】金融、三菱U、VCKW、マキタ、ACCES、船井電

9日の日本株市場で株価変動材料 の出た銘柄の終値は以下の通り。

金融株:東証1部売買代金上位では三井住友フィナンシャルグルー プ(8316)が前日比3.5%高の2712円、第一生命保険(8750)が5.6% 高の13万700円など。TOPIX33業種の上昇率上位3位までを証 券・商品先物取引、保険、銀行が占めた。前日に東証1部時価総額が6 月以来の300兆円を回復、日本株相場の回復が鮮明になるなか、朝方内 閣府が発表した7-9月期の実質国内総生産(GDP)2次速報値は、 設備投資の上振れなどで前期比年率4.5%増と1次速報から上方修正さ れた。含み益や資金需要の増加を見込む買いが優勢になった。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)(8306):

3.7%高の417円。提携先のモルガン・スタンレーと、米国内の個人向 け事業で提携を拡大した、と8日付の読売新聞朝刊が報じた。MUFG の投資信託をモルガンSが米国内で販売するという。

JVC・ケンウッド・ホールディングス(6632):取引終了間際に 急落し、13%安の318円で終了。パナソニック(6752)の持ち分法適用 会社から外れ、事実上パナソニックグループから離れる見通しだと、読 売新聞(電子版)が9日午後に報じた。報道によると、JVCはビクタ ーとケンウッドも合併させる方針で、独立色を強めて再建を進める。

マキタ(6586):2.1%高の3235円と4連騰。アジアや欧州中心に 海外で電動工具需要が増加し、業績は好調に推移している。クレディ・ スイス証券では8日、2011年3月期営業利益の上振れの可能性を示唆、 ロシアや東欧向け成長が株価に織り込まれていないとし、投資判断を 「ニュートラル」から「アウトパフォーム」へ引き上げた。

オリコン(4800):5.6%高の5万1200円。ローソン(2651)と業 務・資本提携契約を締結した、と前日発表。ローソンがオリコンの発行 済み株式総数の約2%を取得するほか、店舗で販売する商品とオリコン グループの運営するデジタルコンテンツ提供サービスなどで連携すると している。ローソンは0.7%高の3775円。

ACCESS(4813):14%安の10万8300円。特別退職金や開発 中止損失などの特別損失を計上するため、11年1月期の連結純損益は 3億5000万円の赤字に転落する見通しになったと前日発表。従来予想 は10億6900万円の黒字。業績悪化懸念から売りが集中した。

船井電機(6839):1.6%高の3030円と反発。クレディ・スイス証 券は8日、投資判断を新規に「アウトパフォーム」に設定した。

カナモト(9678):4.3%安の425円と急反落。国内建設需要の低 調見通しを理由に、今期(11年10月期)の連結営業利益は前期比46% 減の14億円と大幅な減益を計画したため、業績懸念の売りに押された。

アズワン(7476):6.2%高の1683円。発行済み株式総数の

2.57%に当たる50万株、金額にして10億円を上限に自己株式を取得す ると前日発表。期間は9日から11年3月31日まで。需給好転などを期 待した買いが入った。

ストリーム(3071):2.8%安の5万9900円。2-10月(9カ月 累計)の連結純損益は1億7000万円の黒字と、前年同期の2000万円の 赤字から改善したが、家電エコポイント制度の縮小が12月以降の販売 に与える影響が不安視され、買い材料とならなかった。会社側も11月 の駆け込み需要の反動などを警戒し、通期予想の上方修正を見送った。

トップカルチャー(7640):1.7%高の366円。店舗数増加や原価 率改善の取り組みを受け、前期(10年10月期)は連結営業利益が前の 期比36%増の9億3900万円となるなど増収増益を達成した。今期も 15%増益を計画しており、収益拡大を評価する買いが優勢。同社は上信 越や関東で書籍・CD・DVDなどの複合店「蔦屋書店」を展開。

ニフコ(7988):1.3%高の2334円。9日付の日本経済新聞朝刊は、 同社が15年3月期に海外自動車メーカーとの取引比率を現在の約25% から35%程度に高める計画を立てていると報道。TIWの高田悟シニ アアナリストは「自動車軽量化の流れに乗って、同社製品の搭載比率が 向上している。海外を含めた提案型営業が実を結び始めており、中長期 的に成長できる」と評価。

ドン・キホーテ(7532):1%高の2527円。午後の取引でプラス 圏に浮上した。同社は9日正午に11月の月次販売高状況を公表、既存 店は売上高、客数、客単価とも前年同月水準を上回っており、足元の好 業況を受けた買い注文が先行した。

日本アジアグループ(3751):12%高の7700円。5-10月の連結 営業損失は18億4900万円と、従来予想(42億5000万円の赤字)から 赤字幅が縮小したもようと発表した。

fonfun(2323):12%安の289円。09年3月期と10年3月 期の有価証券報告書などで、訂正の対象となり得る不適切な取引が存在 することが判明し、第三者調査委員会を設置すると発表した。

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