英政府:銀行税の税率を当初案より高く設定-赤字削減取り組みで

英政府は銀行のバランスシー トの規模に応じて課す銀行税の税率を、当初の提案よりも高く設定 した。向こう4年で約90億ポンド(約1兆1900億円)の税収を 上げる見込みだ。

英国は来年1月1日から、銀行のバランスシートに対して

0.05%を課税する。英財務省が9日、発表した。6月には0.04% の案を示していた。2012年以降の税率は0.075%。当初案は

0.07%だった。当初案からの税率引き上げで4年間での税収は4 億ポンド増える見込み。

銀行税は収入が200億ポンドを超える銀行が対象になる。世 界的に事業展開する英銀と、英国を拠点とする外国銀行子会社が課 税される。政府は年間25億ポンド程度の税収を目指し、財政赤字 削減に役立てたい考えだ。

ホバン英財務担当相は発表文で、課税は銀行が「英国の金融シ ステムと英経済にもたらし得るリスクに照らして公正に寄与すること を確実にするためだ」と説明。「銀行が長期債や株式など、より安定 的な資金調達手段の活用を増やすことを奨励することも目的だ」と続 けた。

オズボーン財務相は10月に、金融サービス企業から「持続可 能な範囲で最大限の」税収を得る決意を示していた。2011年3月 期の財政赤字は国内総生産(GDP)の10%に達すると予想され、 削減が急務となっている。

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita +31-20-589-8544 akinoshita2@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara, Shigeru Chiba 記事に関する記者への問い合わせ先: Gonzalo Vina in London at +44-20-7222-1092 or gvina@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Eddie Buckle at +44-20-7330-7329 or ebuckle@bloomberg.net

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