モルガンSのローチ氏:中国はインフレ退治で「積極的」に行動を

モルガン・スタンレー・アジア のスティーブン・ローチ会長は、中国経済を消費主導へと移行させ るため、当局はインフレ退治で「積極的」に行動する必要があると の見解を示した。

ローチ氏は9日、香港で記者団に対し、「当局のインフレ対応 が遅れれば遅れるほど、対処は難しくなるだろう」と述べた上で、 「私のアドバイスは、インフレに対し素早く積極的に行動すること だ。そうすれば、国内の個人消費を刺激するという中国にとって最 も重要な移行に取り組むことができる」と語った。

流動性やインフレ加速の抑制を目指す中国当局は先週、金融政 策を「穏健(慎重)」に変更すると発表した。エコノミストは、中 国人民銀行(中央銀行)が2年ぶり高水準のインフレを抑えるため 月内に追加利上げを実施するとみている。前回の利上げは10月。

ローチ氏は金利引き上げの時期は分からないとした上で、利上 げは「許容不可能な高水準にある中国のインフレ問題を解決する」 取り組みの一部でしかないと指摘した。

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