中国株(終了):下落、2カ月ぶり安値-不動産市場の引き締め観測で

中国株式相場は下落。上海総合指 数はほぼ2カ月ぶりの安値を付けた。中国社会科学院が中国の不動産 価格は依然として過大評価されていると指摘したことを受け、当局が 不動産抑制策を強化するとの懸念が高まった。

万科企業(000002 CH)は3.8%、保利房地産集団(600048 CH)は4.5%それぞれ下げて不動産開発株の下落を主導。中国社会 科学院はリポートで、主要都市の新築住宅価格は平均30%「過大評 価」されていると指摘し、これがマイナス材料となった。中国工商銀 行(601398 CH)も売られた。

上海汽車集団(SAICモーター、600104 CH)と重慶ビール (600132 CH)を中心に消費関連株も安い。モルガン・スタンレー が、バリュエーション(株価評価)を理由に同業種の投資判断を「ア ンダーウエート」としたことが響いた。

渤海証券のストラテジスト、周喜氏(天津在勤)は「政策が主要 な材料となる中、株式相場は短・中期的には下落圧力を受けながらの 展開となるだろう」と述べた上で、「投資家は11月のインフレ率が 加速し、場合によってはピークに達することに備えている」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比37.60ポイント(1.3%)安の2810.95で終 了。上海、深セン両証取のA株に連動するCSI300指数は同1.5% 安の3123.37。

--Irene Shen. Editor: Allen Wan, Richard Frost

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Irene Shen in Shanghai at +86-21-6104-3049 or ishen4@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Darren Boey at +852-2977-6646 or dboey@bloomberg.net

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