仏ソシエテと英HSBCがドル建て債、債務危機で欧州市場は開店休業

フランスの銀行ソシエテ・ジェネ ラルと英銀HSBCホールディングスは合わせて約30億ドル(約2500 億円)をドル建て債で調達した。ソブリン債危機で欧州の発行市場は 開店休業状態にある。

仏銀2位のソシエテは約20億ドル相当を発行。利回りスプレッド は3カ月前とほぼ同水準になった。HSBCは約10億ドルを発行した。

INGバンク(アムステルダム)のクレジットストラテジスト、 ヨルーン・ファンデンブルーク氏は「欧州の無担保優先債の市場は当 分の間ほぼ閉鎖状態だ。発行体はドル建て市場に目を向けざるを得な い。ドル建て市場はもう少し望みがある」と語った。

今週の欧州での発行規模はホリデーシーズンを除いて10年ぶり の低水準にとどまる見込み。一方、米債市場はオバマ大統領が減税延 長を決めた後に活気を見せた。

HSBCファイナンシャルは2021年1月償還債を追加発行。ブル ームバーグのデータによれば、ソシエテの起債は欧州の銀行の無担保 債ベンチマーク発行(5億ドル以上の規模)として11月5日の仏BN Pパリバ以来。

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