JVC株が引け際急落、増資でパナソニック傘下離脱と報道

JVC・ケンウッド・ホールディン グス(VCKWH)の株価が、取引終了にかけて一時、前日比56円(15%) 安の308円まで急落。同社が来年1月にも実施する増資をパナソニック は引き受けず、出資比率を20%未満に下げるとの読売新聞(電子版)の 報道を受けて、売りが膨らんだ。

同紙はまた、経営効率化のため、パナソニックグループから事実上 離脱し、JVCケンウッド傘下の日本ビクターとケンウッドを合併させ る方針と伝えた。情報源は明示していない。

JVCケンウッド広報担当の能勢雄章氏は報道に対し、「構造改革 が今期中に一段落するのを受け、成長戦略の推進や財務基盤強化のため 資金調達も検討したいとの立場は従来から変わらない」とコメント。ま た「現時点で決まったものは何もない」としている。パナソニック広報 担当者のコメントは得られていない。

午後2時45分過ぎに報道が市場に伝わると売り注文が殺到し、終 値は前日比46円(13%)安の318円となった。取引終了間際15分間の 売買高は約240万株で、この日の出来高317万株の4分の3を占めた。

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