銅相場:1年以内に22%上昇、1ポンド=5ドルへ-USグローバル

銅相場が1年以内に22%上昇し1 ポンド当たり5ドルに達する可能性があるとの見方を、USグローバ ル・インベスターズ(テキサス州サンアントニオ)が示した。需要が拡 大するなか供給が減少するためとしている。同社の運用資産は約30億 ドル(約2500億円)。

USグローバルで「グローバル・リソーシズ・ファンド」の運用を 手掛けるブライアン・ヒックス氏は8日、ニューヨークでのインタビュ ーで「銅市場では今、供給面が材料になっている」と指摘。中国と北米 のインフラ事業では「大量の銅が必要とされているが、向こう2-3年 間、供給は増加しそうにない」との見方を示した。

世界の在庫が2009年10月以来の低水準に落ち込むなか、銅相場 は7月1日以降、今月8日までに43%高騰。世界最大の消費国である 中国の需要に生産が追い付くのが困難なため、米ゴールドマン・サック ス・グループやバークレイズ・キャピタルなどは銅相場の上昇を予想し ている。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 2011年3月限は8日、前日比1.3%高の4.1005ドルと、終値として は過去最高値に達した。

USグローバルによると、ドル相場の軟化を背景に他の金属価格も 上昇する見通し。同社の調査ディレクター、ジョン・デリック氏による と、銀相場は向こう1年間に最大30%、今週最高値を更新した金はさ らに10%上昇する可能性がある。

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