中国株(午前):下落、引き締め懸念で不動産株に売り-消費関連も安

9日午前の中国株式相場は下落。 中国社会科学院が中国の不動産価格は依然として過大評価されてい ると指摘したことを受け、当局が不動産抑制策を強化するとの懸念 が高まった。また、消費関連株の最近の上昇は行き過ぎの可能性が あるとの警戒感も強まった。

万科企業(000002 CH)と保利房地産集団(600048 CH)はとも に3%超下げて不動産開発株の値下がりをけん引。中国社会科学院 はリポートで、主要都市の新築住宅価格は平均30%「過大評価」さ れていると指摘し、これが売り材料となった。

上海汽車集団(SAICモーター、600104 CH)と重慶ビール (600132 CH)を中心に消費関連株も安い。モルガン・スタンレーが、 「高い」バリュエーション(株価評価)と利益見通しを理由に同業 種の投資判断を「アンダーウエート」としたことが響いた。

渤海証券のストラテジスト、周喜氏(天津在勤)は「相場が経 済政策中心の展開となる中で、短・中期的には下落圧力を受けなが ら変動するだろう」と述べた上で、「投資家は11月のインフレ率が 加速またはピークに達することに備えている」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動 する上海総合指数は、現地時間午前11時半(日本時間午後零時半) 現在、前日比21.16ポイント(0.7%)安の2827.39と1週間ぶりの 安値。上海、深セン両証取のA株に連動するCSI300指数は前日 比0.8%安の3145.83。

--Irene Shen. Editor: Allen Wan, Richard Frost

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor:Eiji Toshi 記事に関する記者への問い合わせ先: Irene Shen in Shanghai at +86-21-6104-3049 or ishen4@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Darren Boey at +852-2977-6646 or dboey@bloomberg.net

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