米国民の大半、FRBへの監視強化ないし廃止求める-BN調査

米国民の大半が、独立した中央銀 行としての連邦準備制度理事会(FRB)に不満を抱いていることが ブルームバーグの最新調査で分かった。

世論調査「ブルームバーグ・ナショナル・ポール」によると、F RBについて、「議会による監視を強化すべき」ないし「完全に廃止す べき」と回答した人の割合の合計が全体の50%以上を占めた。

調査は、議会から批判を受けているFRBの苦しい立場を際立た せる結果となった。議会ではまず民主党が金融危機前の監督の不備、 さらに共和党が景気浮揚がうまく運んでいないことでFRBを攻撃し た。失業率は10%近くで高止まりしている。FRBが導入した3兆 3000億ドル(約280兆円)規模の金融システムに対する支援は、民主、 共和どちらの党の支持者からも批判を浴びた。

元FRB理事で、現在ポトマック・リサーチ・グループの上級顧 問を務めるライル・グラムリー氏は「FRBは深刻な不況を避けるた めに異例の措置を導入せざるを得なかった。しかし国民はそう考えて いない」と指摘。「FRBが最近真に厳しい批判を受けたのは、インフ レ抑制のために容赦のない引き締め策を取った1980年代初めだ」と振 り返った。

今回の調査は12月4-7日、18歳以上の米成人1000人を対象に 聞き取り方式で実施された。誤差率はプラス・マイナス3.1ポイント。 10月7-10日に実施された前回調査では、35%が「FRBを徹底的に 改革すべきだ」、8%が「廃止すべきだ」と回答していた。

-- Editors: Mark McQuillan, Robin Meszoly

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Joshua Zumbrun in Washington at +1-202-624-1984 or jzumbrun@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christopher Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

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