アイカーン氏、念願のモトローラ事業分離でも元取れず-将来に期待

【記者:Hugo Miller, Rodney Yap】

12月8日(ブルームバーグ):米資産家カール・アイカーン氏は 4年前から出資先の米携帯電話メーカー、モトローラの改革を唱えて いたが、携帯電話部門のスピンオフ(分離・独立)が来年1月4日に 実施されることになっても、依然として投資額を上回る利益は得られ ていない。ブルームバーグの試算で明らかになった。

当局への届け出を基にした試算によると、アイカーン氏が保有す るモトローラ株の価値は投資額を少なくとも1億5900万ドル(約133 億円)下回る。この差額はさらに数億ドル大きい可能性もある。現在 の持ち分評価額は21億7000万ドル。

ただアイカーン氏はインタビューで、スピンオフが近づき、モト ローラの携帯電話事業に進展が見られる中でモトローラ株には依然と して非常に大きな潜在的可能性があると指摘。

「たとえ元が取れなくても、私は分離する2社の信奉者になった」 と述べ、この分離は「われわれが4年前から強く主張してきたことで あり、この結果、株主価値が大きく高まると信じる」と語った。

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