米統合参謀本部議長:中国は北朝鮮を説得する試みに消極的

米軍のマレン統合参謀本部議長は 北朝鮮の挑発的な姿勢について、中国がこの姿勢を放棄させる説得の 試みに消極的であることから、アジア地域の安定を危うくしていると の認識を明らかにした。

マレン議長は9日、都内で記者団に対し、中国は北朝鮮の最大の 同盟国としての影響力行使に「消極的だ」と語り、従来の発言を繰り 返した。北朝鮮は先月、韓国・延坪島を砲撃して4人を死亡させたほ か、核開発計画の一環であるウラン濃縮施設の存在を確認している。

同議長は、北朝鮮はこれまで「誤算のリスクとコストを認識する ことができなかった」と指摘。「中国はより良い将来に向けて北朝鮮を 教え導かなくてはならない」と付け加えた。

米国は、北朝鮮の最大の貿易相手であり支援国でもある中国に圧 力をかける一方、日本や韓国との協力関係を強めている。韓国は今週、 日米共同統合演習に軍のオブザーバーを派遣。マレン議長はこれを称 賛するとともに、安保条約改定50周年を迎えた日米同盟について、「拡 充の必要性がある」との見解を示した。

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