【テクニカル分析】米10年国債利回り、来年4%に上昇も-シティ

米10年債利回りは、週の終値ベ ースで3.1%超えを維持できれば、来年3月末までに4%へと上昇す る可能性がある。シティグループが予想した。

主任テクニカルアナリスト、トム・フィッツパトリック氏はイン タビューで、10年債利回りは「短期間で大幅に上昇したが、週の終 値ベースでこの水準を維持すれば、上昇傾向が続き来年1-3月(第 1四半期)に4%まで達する可能性がある」と述べた。

米10年債利回りが4%に達すれば、昨年4月5日以来となる。 世界経済の回復が加速しているという期待から、8日の米10年債相 場は下落。利回りは過去2日間で、2008年9月以来の大幅上昇だっ た。7日には10年債利回りは1年半ぶりの大幅上昇となっていた。 オバマ米大統領が6日、減税措置を2年間延長することに同意したこ とを受け、景気下支えが期待される一方で、財政赤字が拡大するとの 懸念が強まったことが背景にある。

フィッツパトリック氏は顧客向けリポートで、「米10年債利回り は3.05-3.10%を上抜けることが重要であり、週の終値ベースを注 視する必要がある」と指摘した。

BGキャンター・マーケット・データによると、米10年債利回 りはニューヨーク時間午後12時28分(日本時間9日午前2時28分) 現在、15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.28%。 10年債利回りは過去2日間で35bp上昇と、米リーマン・ブラザー ズ破たん以来で最大の上げとなった。

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