英中銀:再びこう着状態か、景気めぐり意見対立続く-きょうMPC

【記者:Scott Hamilton】

12月9日(ブルームバーグ):イングランド銀行(英中央銀行) が9日開く金融政策委員会(MPC)では、インフレ加速とまだら模 様の経済状況を受けて景気刺激の必要性をめぐる意見が3方向に分か れる状態が定着し、議論が再びこう着する恐れがある。

9人で構成するMPCは資産買い取りの規模を2000億ポンド (約26兆5000億円)で維持する見通しだ。エコノミスト34人を対 象にブルームバーグが実施した調査で全員がそのように予想した。58 人を対象にした別の調査によると、政策金利は0.5%に据え置かれる とみられる。英中銀はロンドン時間9日正午(日本時間午後9時)に 結果を発表する。

MPCの委員らは、悪影響が大きいのはインフレか、それとも欧 州債務危機を受けた戦後最大の財政緊縮なのかを検討する。センタン ス委員は先月、刺激策の解除を主張し、ポーゼン委員は景気回復には 支援拡大が必要だと指摘。残るメンバーは現状維持を支持した。

シティグループの西欧担当チーフエコノミスト、マイケル・サン ダース氏(ロンドン在勤)は電話インタビューで今回のMPCについ て、「不安定な小休止となろう」とし、「経済状況は鈍化の方向だが、 刺激策拡大への支持を表明するほどではないだろう。次の一手は2011 年遅くからの段階的な引き締めだ」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE