米住宅価格は12年までに最大11%下落も-モルガン・スタンレー

米住宅価格は需要の弱さと在庫増 加で2012年まで低迷が続き、最大で11%下落する可能性がある。モ ルガン・スタンレーがこのように分析した。

オリバー・チャン氏が率いるアナリストらは8日付のリポートで、 住宅価格は底を打つまでに06年のピーク比で最大36%下落すると予 想。融資基準が厳しくなる中で、来年にかけて販売の「不振」が続く との見通しを示した。

チャン氏はサンフランシスコから電話インタビューに応じ、「底を 打つのは12年とみており、従来予想の11年より遅れる」と語った。 また、12年の後3-4年の住宅価格は動意に乏しく、インフレ調整前 で2%前後の変動にとどまると予測した。

今後は「影の在庫」といわれる最大800万軒の差し押さえ物件が 市場に出回る可能性があり、融資の逼迫(ひっぱく)や住宅金融規制 をめぐる疑念と相まって、住宅価格をさらに6-11%押し下げるもの とモルガン・スタンレーはみている。

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