CEC株4日ぶり反落、第3四半期黒字化も通期達成慎重視

独立系のコンピューターソフトウ エア開発会社のシーイーシー株が一時、前日比2.5%安の387円と4 日ぶりに反落。8日に発表された第3四半期決算は、人件費圧縮など で前年同期の営業赤字から黒字に転換したが、通期計画に対する進ち ょく率が低く、一部子会社が連結対象外となった影響で売上高は減っ ており、事業環境の先行きを慎重に見る売りに押された。

同社が8日の取引終了後に発表した2010年2-10月(第3四半 期累計)連結決算によると、売上高は前年同期比6.3%減の305億円 となった。昨年10月の株式譲渡で、双日システムズが連結対象から外 れたため。利益面は、経費削減効果で官公庁向け大型プロジェクトの 採算悪化による引き当てなどをこなし、営業損益は前年同期の12億円 の赤字から5億4400万円の黒字、純損益も14億円の赤字から1億700 万円の黒字に浮上した。

据え置かれた今期(11年1月期)売上高予想は前期比4.5%減の 410億円、営業損益は12億円の黒字と前期の6億円の赤字から改善を 計画。第3四半期時点の進ちょく率は74%、45%となっている。

同社広報担当の稲垣一雄氏によると、黒字回復の要因として人件 費圧縮など販管費削減、工事進行基準の適応により約2億円のプラス の影響があったという。また、前年同期は棚卸資産の評価損として2 億6000万円ほど発生していた。足元の状況については、「業績予想通 りの数値を十分達成できる水準で動いている」と話している。

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