トップカル株が3連騰、店舗数増と効率化で増収増益持続へ

上信越や関東で書籍・CD・DV Dなどの複合店「蔦屋書店」を展開するトップカルチャー株が一時、 前 日比2.5%高の369円と3日続伸。店舗数増加や原価率改善の取り組 みを受け前期は増収増益を達成、今期も15%の営業増益を計画してお り、収益規模の拡大を評価する買いが優勢となった。

同社が8日の取引終了後に発表した前期(2010年10月期)連結 決算は、アンフォルマの完全子会社化を通じ関東地区の店舗数が増加 したことを受け、売上高は前期比15%増の339億円、営業利益は36% 増の9億3900万円、純利益は31%増の4億5500万円となった。主力 商品別に売上高を見ると書籍16.6%増、レンタル20.6%増、文具が

17.5%増だった。文具は定番商品の好調、趣味文具や生活雑貨などの ライフスタイル提案型の品ぞろえが奏功したという。期末時点のグル ープ店舗数は75店。

トップカル取締役管理部長の遠海武則氏によると、増収の主な要 因は同社主軸のアイテムである書籍の売り上げが、右肩下がりの業界 全体の動きに反し前年実績を上回ることができたため、という。増益 要因としては、粗利率の高いレンタルの売り上げが伸びたほか、原価 見直しなど固定費削減を行い、損益分岐点を低下させた点を挙げた。 足元の状況は、レンタルの売り上げが9月から11月まで回復傾向にあ り、「前年並みの数字以上は出せる予定」としている。

今期(11年10月期)は2店の出店を計画、原価率改善とコスト 見直しを続け、売上高は前期比3.3%増の350億円、営業利益は15% 増 の11億円、純利益は1.1%増の4億6000万円を見込んでいる。

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