2011年の為替相場は激しく変動へ、ドル円は70-100円予想-UBS

スイスの銀行UBSは、来年の為 替相場が激しく変動すると予想している。各国・地域経済間の成長格 差拡大や中央銀行による景気回復維持への取り組み、欧州当局者のソ ブリン債危機対応をその背景理由に挙げた。

外国為替取引で世界2位のUBSは、一部の主要通貨の年間変動 幅が今年の倍になる可能性があると指摘。2011年のドルの対円相場 見通しを1ドル=70-100円とした。今年の年初来の取引レンジは同 80円22銭-94円99銭。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1-1.5 ドルを予想した。今年これまでは1.1877-1.4579ドルで推移して いる。

UBSのグローバル為替戦略責任者、マンスール・モヒウディン 氏(シンガポール在勤)は電話インタビューで、「新興市場には力強さ があり、世界の主要国では異例な水準の不確実性が見られるというこ の格差がこうした非常に大きなボラティリティ(変動性)をもたらす」 と説明。「金利や量的緩和、緊縮財政との絡みで、政策当局者が過ちを 犯す危険も高い」と指摘した。

同氏はさらに「投資家は11年の為替リスクをもっと意識する必 要がある」とした上で、「少なくともあと数年間は、ボラティリティは 構造的に高くなるだろう」と語った。

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