ブラジル中銀:政策金利を10.75%で据え置き-市場予想通り

(金利据え置きの背景などを追加し全体を書き換えて更新します)

【記者:Matthew Bristow】

12月8日(ブルームバーグ):ブラジル中央銀行は8日の金融政策 委員会の会合で、政策金利を10.75%に据え置いた。今回の会合が任 期中最後となる中銀のメイレレス総裁は融資抑制策に支えられ、利上 げを後任に委ねた形だ。

政策金利据え置きは3会合連続。ブルームバーグの調査では、エ コノミスト51人中48人が金利据え置きを予想していた。残り3人 のうち2人は0.5ポイントの利上げ、1人は0.25ポイントの利上げ を見込んでいた。

消費者物価やインフレ期待が加速していることを背景に、中銀は 3日、預金準備率を引き上げた。ブラジルの年間経済成長率は20年 間で最大となる勢いだ。市場関係者らは、次期中銀総裁としての上院 での承認を待つアレシャンドレ・トンビニ氏が率いる次回来年1月の 会合で、0.5ポイントの利上げが行われると見込んでいる。

バンコ・エスピリト・サント・ジ・インベスチメントのチーフエ コノミスト、ジャンキエル・サントス氏は電話インタビューで、「こ うした措置を講じたことで中銀は決定を若干先送りすることができた」 とした上で、「ただ、利上げをしなければ十分ではないだろう」と述 べた。

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