IMF専務理事:欧州は厄介な状況続く-ユーロ存続疑わず

国際通貨基金(IMF)のストロ スカーン専務理事は、今年債務危機でギリシャとアイルランドの救済 を余儀なくされた欧州について、「厄介な」状況が続いているとの認識 を明らかにした。

ストロスカーン専務理事はジュネーブで8日、世界的な金融の混 乱の影響について、「終息するには程遠い」とした上で、「欧州は厄介 な状況が続いており、先行きはかつてないほど不透明だ」と語った。

専務理事は7日、借り入れコストが持続不可能な水準に膨らむユ ーロ圏諸国への対応が「ケースバイケース」に終始していると欧州連 合(EU)を批判。債務危機への「包括的な」解決策を講じるべきだ と指摘していた。

専務理事はユーロについて、危険にさらされているとはみておら ず、5年後も存続すると考えていると発言。また、金融規制改革の域 を越えて、「危機解決手段の必要性をギリシャとアイルランドの経験が 露呈させた」と述べ、これについては金融監督の分野と並んで、「ほと んど手つかずの状況だ」と付け加えた。

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