英国債:下落、10年債利回りは4カ月ぶり3.5%台

英国債相場は、米国債とドイツ 国債に追随して下落した。世界景気が回復ペースを速めているとの 観測に加え、ユーロ圏債務危機に伴う安全需要で利回りが急低下し た後だけに、売りが優勢となった。

10年債利回りは4カ月余りで初めて3.5%を超えた。11月に は2.93%まで下げていた。KPMGと全英職業紹介業連盟(REC) がまとめた正社員雇用者の動向を示す指標は11月に上昇した。イン フレ連動債の取引動向によると、トレーダーのインフレ見通しは先 月26日以降で最大となった。

ロイズ・コーポレート・マーケッツのシニアマーケットエコノ ミスト、ケネス・ブルックス氏(ロンドン在勤)は、「英国で経済デ ータが失望する内容でなかったほか、インフレ期待はまだ低下して いない」と述べ、「経済データが顕著に悪化しない限り、利回りが 11月の低水準まで戻ることはないだろう」と続けた。

ロンドン時間午後4時現在、10年債利回りは前日比9ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.54%。同国債(表面 利率4.75%、2020年3月償還)価格は0.71ポイント低下の

109.46。2年債利回りは7bp上昇し1.11%。

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