豪中銀のロウ総裁補佐:11月の利上げ、将来的なインフレ懸念に対応

オーストラリア準備銀行(RBA、 中央銀行)のロウ総裁補佐は8日、先月実施した利上げについて、「不 愉快なほど高い水準」のインフレ抑制に向けた取り組みだと説明した。

ロウ総裁補佐はシドニーで講演し、「将来的な政策金利の一段引き 上げ」を回避するため、政策金利を「早期かつ適度な調整」をする選 択を11月2日に行ったと述べた。事前の講演テキストでは、RBAが 今月7日にオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を4.75%で据 え置いたことには触れなかった。

同総裁補佐は、政策引き締めの決定は「豪経済が急速に拡大して いるからでも、インフレがあまりにも高いことが理由でない。明らか にどちらも当てはまらない」と発言。

「むしろ、景気とインフレ見通しをベースとしたものだ」と述べ、 「投資が大きく増えることが想定される状況下で、経済は現在、相対 的に余剰能力が限定的だ」と指摘。今後数年は「インフレが上昇する 公算の方が低下よりも大きいと判断した」と解説した。

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