アルセロール:イノックス部門をスピンオフ-来年1~3月

世界最大の鉄鋼メーカー、アルセ ロール・ミタルは、来年1-3月(第1四半期)にステンレス鋼部門 のイノックスをスピンオフ(分離・独立)する。過剰生産能力やコス ト上昇に苦しむ同部門の再編に向け各社と共に取り組んだが、失敗に 終わっていた。

アルセロールの8日の発表文によれば、株主は保有株20株につき イノックスの株式を1株受け取る。イノックスはパリ、アムステルダ ム、ルクセンブルク市場に上場する予定だという。

鉄鋼各社のステンレス鋼部門を統合して業界が直面する問題の打 開を目指したが、交渉は不調に終わった。アルセロールのラクシュミ・ ミタル最高経営責任者(CEO)は7月、同業会社との「何年にもわ たる」協議は何の成果も生まなかったと語っていた。

発表文によると、イノックスのスピンオフにあたり、アルセロー ルは約8億ドル(約670億円)を負担する。分離後のイノックスは約 10億ドルの純金融債務を抱えるという。

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