OPEC:生産目標変えない見通し、原油約2年ぶり高値でも-調査

石油輸出国機構(OPEC)は生 産目標を変えない見通し。原油価格は約2年ぶりの高値で推移してお り、OPEC加盟国は世界の景気回復が原油価格上昇に耐えられるほど 力強いとみているためだ。

OPECは11日、エクアドルの首都キトで総会を開く。ブルーム バーグ・ニュースがアナリスト、トレーダー39人に調査したところ、 1人を除き全員がOPECは2008年に設定した生産目標を据え置くと 予想した。アンゴラ、ベネズエラ、リビアの閣僚はOPECが日量 2484万5000バレルの生産目標を据え置くとの見通しを示した。

ニューヨーク市場の原油先物相場は7日、2年2カ月ぶりに1バレ ル当たり90ドルを超えた。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相 は70-90ドルのレンジが「居心地の良い」水準としている。イラン、 ベネズエラ、リビアは今月、100ドルまでの高値を容認する姿勢を示し た。OPECのバドリ事務局長は、増産需要がない限り増産しないだろ うと述べた。

ソシエテ・ジェネラルの石油市場調査担当責任者、マイク・ウィッ トナー氏(ロンドン在勤)は「OPECが行動を起こす特別な魔法の数 はないと思う。経済が好調で需要が健全である限り、価格が上昇するに つれ容認レンジも上がっていくだろう」と述べた。

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