武田薬株が2週ぶり高値、FDA諮問委が抗肥満薬を推奨-良い驚き

国内医薬品最大手の武田薬品工業 株が一時、前日比2.6%高の3975円と上昇。11月24日以来、2週間 ぶりの高値水準に戻した。同社が北米などで販売権を取得していた肥 満症治療薬「コントレーブ(Contrave)」が、米食品医薬品局(FDA) の諮問委員会で前向きな評価を受けたことが7日明らかになり、今後 の収益貢献などが期待された。

武田薬が8日に公表したニュースリリースによると、FDAの内 分泌代謝薬諮問委員会は7日、コントレーブの審議を行い、現時点の データから長期使用においてベネフィットがリスクを十分上回ってい るとの見解を示した。諮問委20人のうち、13人がFDAでの販売承 認を推奨、7人が反対したという。

上場先物・オプション仲介大手で、企業調査も行う「MFグロー バル」では、FDAが肥満症治療薬の安全性審査に慎重になり、他社 の開発品に対しネガティブな見方をしてきたことを踏まえ、武田薬株 にとってポジティブ・サプライズとなる可能性があると指摘した。同 社は、コントレーブの将来的なピーク時売上高が10億ドル(約840 億円)を超す大型製品になると予測、投資判断を「BUY(買い)」と している。

武田薬によると、FDAは諮問委の見解を考慮に入れながら、新 薬承認審査の最終判断を行う。審査終了目標日は2011年1月31日。

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