グローバルMAパートナーズ廃業へ-M&A市場6年で最低

日本国内でM&A(合併・買収)の アドバイザリー業務を手掛けるグローバルMAパートナーズが営業を 取り止めることが明らかになった。M&A市場は低迷し、2010年の日本 企業が関係する案件(金額ベース)は、過去6年間で最低を記録する見 通しとなっている。

グローバルMA(東京都港区)は顧客に宛てた文書の中で、「諸般 の事情」により12月末で営業を停止し、全ての案件が終了した後に「廃 業」するとしている。ウェブサイトに掲載した。同社は日興コーディア ルグループの有村純一元CEOが会長を務めるOGIホールディング ス傘下で2006年8月に設立された。

グローバルMAの社員は約50人。野村グループに約30年在籍した 小西準一氏が社長に就いている。

ブルームバーグ・データによれば、10年の日本国内のM&Aのディ ール総額は8日現在で1007億ドル(約8兆4590億円)。昨年の1282億 ドル(10兆7690億円)から減少し、04年以降最低の水準だ。また10 年の案件数は1972と前年から17%減少した。OGIグループはこうし た環境の中、4年余りでM&A助言業務から撤退することになる。

OGIの酒井聖子企画マーケティング課長は、「実績と現状、そし て今後の成長性を考えて、完全に撤退することがOGIにとって得策と 考えた」と述べた。

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