DeNA株は午後急落、公取委が立入検査-独禁法違反容疑(Update1

携帯向けのゲーム・交流サイト「モ バゲータウン」が主力のディー・エヌ・エー株が午後の取引で急落。 公正取引委員会が独占禁止法違反(不公正な取引方法)容疑で東京都 渋谷区の同社本社を立ち入り検査した、との報道が相次ぎ、今後の収 益への悪影響などが警戒された。

同社株の午前終値は同1.2%高の2732円だったが、午後は一転、 売り気配で取引を開始。午後零時54分ごろ前日比8.2%安の2480円 で売買が成立した。

日本経済新聞(電子版)や共同通信は8日午前11時すぎに、公取 委が立ち入り検査を行っていると報道。ライバル会社との取引をやめ るよう、取引先のソフト開発会社らに圧力をかけた疑いがあるという。

DeNA広報担当の金子哲宏氏は、ブルームバーグ・ニュースの 電話取材に対し、8日午前から公取委の立ち入り検査を受けていると 述べた。調査は現在も続いている。

独立系調査会社ティー・アイ・ダブリュの鈴木崇生アナリストは、 今回の公取委による立ち入り検査がDeNA株にもネガティブに働く との見方を示した。「ゲーム開発会社の一部離反などが想定される上、 ゲーム開発会社との収益配分モデルがDeNA側に不利に見直される 可能性もある」と言う。

また鈴木氏は、DeNAの7-9月(第2四半期)ゲーム関連売 上高180億円のうち、約2-3割は協力先ゲーム開発会社のゲームで 上げた点に言及、この部分が「今後伸び悩む可能性がある」とした。

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