ポイントと良品計画株が続落、綿価高騰警戒-GS証格下げ

カジュアル服専門店のポイントと、 自社ブランド「無印良品」を展開する良品計画の株価が続落。中国の内 販拡大や不作の影響などで綿価格が高騰しており、将来のコスト上昇要 因となると警戒されている。ゴールドマン・サックス証券は7日、両社 の投資判断をいずれも「中立」から「売り」に引き下げた。

午前終値はポイントが前日比1.1%安の3565円、良品計画は同

1.1%安の3255円。

GS証の河野祥アナリストらは7日付のリポートで、ポイントにつ いて「トレンド商品を短サイクルで投入するモデルだけに、綿価の高騰 などが大きな問題となり得る」と指摘、良品計画に関しては「ナチュラ ルカジュアルで綿関連商品のウエートが高いことから、業績が最悪期を 脱したと考えるには時期尚早」との見方を示した。

リポートによると、綿先物価格は7-12月に8割上昇した。「素 材調達力のない企業は商品自体の手当てがタイムリーに行えず、売場鮮 度の保持が難しい」ことを河野氏らは指摘。今後は慢性化したデフレか ら緩やかなインフレに転じると見るが、ハニーズの値上げが客数減につ ながったことなどから、「丸々の価格転嫁は困難」とみている。

GS証券では、ポイントの2012年2月期の連結営業利益予想を 140億円から120億円、13年2月期を150億円から118億円に減額した。 良品計画に関しては予想を変えず、12年2月期が113億円、13年3月 期は114億円を見込む。

一方、GS証はオンワードホールディングスについては、「百貨店 立地の同社は価格転嫁が容易と見る」と評価し、投資判断を「売り」か ら「中立」に引き上げた。同社株は前日比2.1%高の726円と反発。

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