アジア株:約2週間ぶりの大幅安、中国の金融引き締め懸念で

8日のアジア株式相場は約2週間 ぶりの大幅下落となった。世界で最も急速な成長を遂げている中国がイ ンフレ抑制に向けて利上げを実施するとの観測が広がり、商品への需要 が後退した。

海洋油田開発で中国最大の中国海洋石油(CNOOC)は香港市場 で3.4%安。同国最大の銅生産会社、江西銅業は2%安。半導体用シリ コンウエハーメーカーのSUMCOは大幅安。2011年1月期の純損失 が拡大する見通しを示したのが嫌気された。一方、ソニーは堅調。ドル が円や他のアジア通貨に対して上昇したことで、輸出企業の利益改善期 待が広がった。

AMPキャピタル・インベスターズのストラテジスト、ネーダー・ ナエイミ氏(シドニー在勤)は、「中国当局が金融引き締めに向けた新 たな行動を起こすとの観測を受けて、相場は熱したり冷めたりする傾向 にある」と説明。「中国には金利への圧力があるが、当局が成長を台無 しにしたいと望むような理由があるとは思わない」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時58分現在、前日比

0.9%安の132.43と、11月26日以来で最大の下落率。指数構成銘柄 のうち、値上がりと値下がりの銘柄数はほぼ同じ。日経平均株価の終値 は前日比91円23銭(0.9%)高の1万232円33銭。

To contact the reporters on this story: Shani Raja in Sydney at sraja4@bloomberg.net; 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Nick Gentle at ngentle2@bloomberg.net.

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