NY原油時間外:下げ幅1ドル超す、87ドル台-欧州債務危機を懸念

ニューヨーク原油先物相場は8日 の時間外取引で一段安、下げ幅は一時1ドルを超えた。欧州債務危機が 拡大し燃料需要が減少するとの懸念が強まったほか、先週の米ガソリン 在庫が1月以降で最大の増加を示したことを嫌気した。

前日の通常取引は0.8%下落。原油が一時、2年2カ月ぶりの高値 である1バレル=90.76ドルを付けたことから利益確定の売りが出 た。ユーロ圏財務相会合はポルトガルやスペインに対する即時支援策の 可能性や7500億ユーロ(約83兆円)の基金を増額することを除外し た。米石油協会(API)が発表した先週のガソリン在庫は480万バレ ル増加した。

ニューエッジ・ジャパン商品デリバティブ営業部の長谷川健課長は 欧州経済にはまだ懸念があるとし、ガソリン在庫の増加も原油相場を大 きく圧迫していると指摘した。その上で90ドルは主要な上値抵抗線で あるため、利益確定の売りを出すには好機と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物1月限は一時、

1.02ドル(1.2%)安の87.67ドルを付けた。シンガポール時間午前 11時41分(日本時間午後零時41分)現在、87.88ドルで推移してい る。前日の通常取引は0.8%安の88.69ドルで引けた。一時は2008 年10月8日以来の高値90.76ドルを付けた。

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