ロシア経済発展相:11年上期にもWTO加盟実現へ-EUと合意

ロシアの世界貿易機関(WTO) 加盟をめぐる欧州連合(EU)との交渉が7日、妥結した。ロシアと EUの両当事者間交渉はロシアのWTO加盟に向けた障害だった。こ れが妥結したことを受けて、ロシアのナビウリナ経済発展相は、2011 年1-6月(上期)に加盟が実現するとの見通しを示した。同国はW TO加盟を機に投資家を呼び込み、輸出市場を拡大する。

ナビウリナ経済発展相とEUの行政執行機関、欧州委員会のデフ フト委員(通商担当)は7日、ロシア・EU間の「主な争点」を解決 する合意文書に署名。同相はまた、農業補助金、肉輸入などの広範な 問題についての多国間交渉も来年6月末までに合意できるはずだとの 見方を示した。

同経済発展相は同日、合意後にブリュッセルで記者団に対して、 11年上期のWTO加盟実現について、「精力的に仕事をすれば、現実 性がある」との見方を示すともに、「大半の業界が最終的に恩恵を受け る。例えば鉄鋼業界であり、割当枠なしにEU市場に製品を納入でき るようになる」と語った。

WTO未加盟で最大の経済大国であるロシアは、1993年6月以降、 WTOへの加盟を目指してきた。EUはロシアの最大の貿易相手地域。

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