NZ中銀:金利据え置き、成長見通し引き下げか-9日の政策会合で

ニュージーランド(NZ)準備 銀行(中央銀行)は、9日の政策決定会合で政策金利を据え置くと 予想されており、成長見通しを引き下げる可能性もある。同国では 内需が弱くなっており、干天で農業生産が脅かされている。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト14人を対象にまとめ た調査では、全員が政策金利のオフィシャル・キャッシュ・レート は3%で据え置かれると予想。10人が利上げの再開時期を来年3月 とみており、4人は4-6月の利上げを見込んでいる。発表はウェ リントン時間午前9時(日本時間同5時)。

成長鈍化と利上げ休止で、NZドルの需要が抑制される可能性 がある。同通貨はこの1年、10カ国・地域(G10)の通貨中3位の パフォーマンスだった。干ばつにより牛乳や食肉などの輸出が抑え られるとの懸念から、NZ中銀のボラード総裁は成長見通しを引き 下げ、一段と緩やかな借り入れコスト上昇を示唆する可能性もある。

ドイツ銀行のNZ担当チーフエコノミスト、ダレン・ギブズ氏 (オークランド在勤)は「NZ中銀の見通しは引き締めサイクル再 開の若干の遅れを示唆するだろう」と指摘。「最近の干天やキウイの 病気が続く恐れなど、農業生産のリスクも中銀総裁の心理を圧迫す る」との見方も示した。

同氏は中銀が住宅市場や個人消費の弱さ、カンタベリー州で9 月4日に発生したマグニチュード(M)7の地震による混乱を理由 に、2011年3月通期の成長率予想を2.8%から引き下げるとみてい る。

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