IMF専務理事:欧州債務危機、「ケースバイケース」の対応を批判

国際通貨基金(IMF)のストロ スカーン専務理事は、欧州連合(EU)は債務危機に「ケースバイケ ース」の対応をするのではなく、「包括的な」解決策を見いだす必要が あるとの考えを示した。

ストロスカーン専務理事は7日のアテネでの記者会見で、「国ごと に解決策を見つけることが良い方法とはいえない」と指摘。米国の金 融危機に言及し、「一部の金融機関から始まり、それが別の銀行に次々 に飛び火し、リーマン・ブラザーズに到達した。われわれは米政府に 対して、ケースバイケースの対応は良くないと繰り返し述べてきた」 と語った。

専務理事は「銀行と政府はもちろん異なるが共通点も多い。われ われは同じ理由から、ある国の後に次の国、そして3番目の国と次々 に対処することが最善の解決方法だとは考えていない」と付け加えた。

欧州の財務相らは850億ユーロ(約9兆4000億円)規模のアイル ランド向け緊急支援策を11月28日に承認した。12月7日のEU財務 相理事会では、スペインとポルトガルが財政赤字に対処できると信頼 しているとのメッセージが表明された。

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Maria Petrakis in Athens at +30-210-741-9080 or mpetrakis@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Jones Hayden at +32-2-285-4312 or jhayden1@bloomberg.net

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