幻冬舎株が反発、TOB中に投資ファンドが30%超取得し筆頭株主に

出版社大手の幻冬舎の株価が前日 比4.8%高の24万1000円まで反発。同社の見城徹社長が代表を務める 特別目的会社が株式公開買い付け(TOB)を実施中に、投資ファンド が同社株を大量購入したことが明らかになった。同ファンドの追加取得 や、見城氏側の対抗TOBなどの思惑含みの買いが入っているようだ。

幻冬舎が7日の取引終了後に公表したニュースリリースによると、 英ケイマン諸島に本籍を置く投資ファンドのイザベル・リミテッドが、 6日時点で同社株の議決権の30.6%に相当する8397株を保有し、筆頭 株主になった。7日にイザベルが関東財務局に提出した大量保有報告書 で判明したという。

イザベルは11月29日時点で、議決権の10.4%に相当する2854株 を保有し、第2位株主となった。その後4回にわたって買い増した。

経営陣による企業買収(MBO)の一環として見城氏側が実施中の TOBは、11月1日から12月14日までの予定。買い付け価格は1株 22万円で、買い付け予定数の下限は1万8300株。TOB成立後に幻冬 舎株は上場廃止となる予定。

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