イハラケミ株が4月来高値、海外向け農薬原体など堅調で利益上振れ

有機中間体などを販売するイハラ ケミカル工業株が一時、前日比9.8%高の280円と5連騰。4月26日 以来、7カ月半ぶりの高値水準を回復した。海外向け農薬原体などの 好調で、前期利益は従来計画を上回ったもようと7日に発表しており、 今回2度目となった利益水準の上振れを好感する買いが膨らんだ。

同社が7日の取引終了後に発表したリリースによると、前期(2010 年10月期)の連結営業利益は前期比2倍の18億円と、従来計画の12 億円を5割上回ったもよう。同社広報担当者によると経費削減のほか、 海外向け農薬原体などの堅調な推移で、高利益品目の売上比率増加が 継続していることが貢献したという。同社が前期の営業利益予想を上 方修正するのは2度目。同社は14日に今期の決算発表を予定している。

イハラケミが9月7日に発表した短信によると、第3四半期累計 (09年11月-10年7月)の海外売上高は86億円で、連結売上高に占 める割合は51%。前年同期の同売上高は86億円で、比率は54%だっ た。主な地域は米州、欧州、アジア・アフリカなど。

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