米自動車会社とUAW、労働者への利益分配拡大も-関係者

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米3大自動車メーカーのゼネラ ル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、クライスラー・グル ープは来年の労働協約交渉を前に、全米自動車労組(UAW)との間 で、労働者への利益分配の拡大の可能性について協議している。

UAWのクライスラー支部幹部のゼネラル・ホリーフィールド氏 は「全従業員にとって最高となり得るものを見いだしたい。一部にし か支払われないプログラムではなく、すべてを対象にするものだ」と 語った。

事情に詳しい関係者2人によると、正式な交渉は始まっていない が、労組指導部とメーカー幹部は利益分配の見直し案を協議している。 見直しは長時間を要する重大な論点であるとされたため、ハイレベル の協議が数カ月前に始まったと関係者の1人は匿名を条件に明らかに した。

ホリーフィールド氏が6日のインタビューで、3社がすべて利益 分配の見直しをほのめかしていると述べ、「クライスラーだけでなく、 ビッグスリー全体だ」と語った。

UAWは昨年、クライスラーやGMの経営破たん前に労働協約の 修正で譲歩し、レイオフ中の労働者への給与の全額支給などを断念し ていた。UAWと3社が現在結んでいる4年間の労働協約は2011年 9月14日に期限を迎える。正式交渉は通常、協約期限の数週間前に 始まる。

GMとクライスラーの広報担当者はコメントを控えた。フォード 広報のジョン・ストール氏は「現時点で11年の交渉について言及す るのは時期尚早だ。交渉は数カ月先だと見られる」と述べ、「われわ れは利害関係者全員が会社の成功から恩恵を受けるべきだと考えてい る」と説明した。

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