コンスタンシオECB副総裁:財政規律の「大幅な」強化が必要

欧州中央銀行(ECB)のコンス タンシオ副総裁は、各国政府は財政規律を「大幅に」強化し、罰則回 避の抜け穴をふさぐ必要があるとの考えを示した。

同副総裁は7日、パリで開かれた会合で「財政規律への取り組み を大幅に強化する必要がある」と指摘。「特に、明確に定められた規 則に基づくある種自動的な制裁の適用」を盛り込み、「例外的な状況」 に伴う配慮の余地を残すべきではないと述べた。

欧州の指導者らは、スペインやイタリアなどが投資家の信頼回復 で苦戦を強いられる中、財政赤字に関する規則を強化し域内の債務危 機を封じ込める方法を模索している。アイルランドは先月、国内の金 融システム立て直しに伴う財政赤字の大幅な拡大を受け、ユーロ圏で ギリシャに続き国際支援を求める2番目の国となった。

コンスタンシオ副総裁は「予防措置が機能せず、各国が債務危機 に直面するリスクは今後も常にある」と指摘。「そのような場合、財 政面での安定とリスク規模の正しい把握」に寄与する危機管理のため の予測可能なフレームワークが存在することは不可欠だとの見方を示 した。

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