ブラジル株:続落、インフレ緩和期待もペトロブラスの下落響く

7日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が続落して終了。一時上昇したが、下げに転じた。 インフレ緩和が金利低下につながるとの見方が出たものの、ブラジル 石油公社(ペトロブラス)の下落で相場全体はマイナスとなった。

原油相場の反落を受けてペトロブラスが大幅安となり、ボベスパ 指数の下げの4分の3を占めた。パラナ電力は9月以来最大の下落。 同社が発表した投資計画の規模が一部アナリスト予想を上回ったこと が嫌気された。一方、ネット通販で同国最大手のB2Wコンパニア・ グローバル・ド・バレジョや住宅建設のブルックフィールドが買われ、 ボベスパ指数の下げは抑えられた。

ボベスパ指数は前日比0.3%安の69337.64。一時は1.5%高ま で上昇した。同指数構成銘柄のうち値下がりは41銘柄、値上がりは 25銘柄。通貨レアルは0.4%安の1ドル=1.6818レアル。ブラジル 上院議会の委員会はアレクサンドレ・トンビニ氏の次期中銀総裁への 承認を勧告した。同氏は公聴会でインフレ抑制と信用バブル防止への 行動を約束した。

ヘッジファンドのテオリカ・インベスチメントスのパートナー、 ロジェリオ・フレイタス氏(リオデジャネイロ在勤)は「中長期的に はボベスパ指数の見通しをあまり楽観視していない。過半を商品株が 占めるためだ」と指摘。「上院委員会でのトンビニ氏の公聴会の内容 はポジティブだ。テクニカルにみて同氏は非常にいい」と述べた。ブ ルームバーグの集計データによると、資源・エネルギー株はボベスパ 指数のウエートの46%を占める。

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