欧州株:約2年ぶり高値、米減税措置の延長を好感-テスコが高い

欧州株式相場は上昇し、ここ2 年余りの最高を記録した。欧州のソブリン債危機が拡大するとの懸念 があるものの、オバマ米大統領が減税措置の延長に同意したことが買 いを誘った。

英蘭系消費財メーカーのユニリーバが上昇。モルガン・スタンレ ーが同銘柄の投資判断を引き上げたことが好感された。ロンドン市場 で銅相場が過去最高値を更新したことを背景に、英アントファガスタ を中心に資源株が上げた。英小売りのテスコも高い。高級食材の国内 売り上げの好調が手掛かりとなった。

ストックス欧州600指数は前日比0.9%高の273.91で終了。 企業業績の改善に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激 策として6000億ドル相当の国債買い入れの方針を示したことや、欧 州連合(EU)によるギリシャとアイルランド救済を背景に、同指数 は年初来では7.9%上げている。

WGZ銀行(デュッセルドルフ)の株式部門責任者、マチア ス・ヤスパー氏は、米国の減税措置延長が「景気を恐らく刺激するだ ろう」と述べ、「FRBの流動性供給と合わせると、株式にとって極 めてプラスだ。リスク・リワード・レシオ(損失・利益比率)がプラ スで、株式相場は2011年も上昇するだろう」との見方を示した。

ユニリーバは2.9%高。モルガン・スタンレーは同銘柄の投資判 断を「アンダーウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。

産銅会社アントファガスタは4.9%上昇。同業でスイスのエクス トラータは1.6%上げた。ストックス欧州600指数の資源銘柄は

1.5%高と、同指数を構成する19産業グループの中で、2番目に大 きな伸びとなった。テスコは2.4%の上昇。

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